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1900年への旅―あるいは、道に迷わば年輪を見よ
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 219596 位
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歴史観を養える良書
100年前の世界の状況、日本の状況と現在(2000年頃)とを対比させながら述べられる寺島さんの考察が面白い。理想論や思いこみにとらわれるわけでもなく、戦後史観に縛られた評価をするわけでもなく、100年前を客観的に史実を分析し、今と照らし合わせて未来を考察する。この著書における、著者の態度は、現代や未来を考えるための模範といってよいのではないだろうか。
「道に迷わば年輪を見よ」という副題は非常に的を射ていると思う。
まさに、歴史を学ぶことが未来を考えることにつながっていると思う。
登場する人物の背景も政治、思想、文学、民俗学、軍人など、多岐にわたり、さらに触れられる国もイギリス、スペイン、ドイツ、ロシア、オーストリアなど、多面的に同時代の視野を広げられるものになっており、さらに想像力も掻き立てられる内容だ。
100年といえば大昔のような時間の長さを感じるが、現代に残る影響を考察しながら過去と未来を頭の中で行ったり来たりすれば、そんなに昔のことでもないような気がするものだ。政治家や歴史家はそういう思考回路を持って世の中を見ているのだろうが、この著書は特にそんな視点を提供してくれる良書だと思う。
日本人の実像
この時代の日本人てすごい! これが現代に生きる、現代の日本人しか知らない私の感想でした。 私がこの本を手に取ったきっかけは、司馬遼太郎の『坂の上の雲』の秋山真之や南方熊楠が登場していたためですが、彼らを含めこの時代の日本人の世界に対する視点と心が描かれています。 バブル崩壊後の不況などより困難な時代に生きた古き好き日本人の実像が見れた気がします。
大好きな本
寺島さんの本は何冊も読んでいますがこの本が一番好きです。 月刊誌に掲載されている時から愛読していました。 1900年前後、政治、文芸、思想・・多くの人たちが日本、世の中の事をわが事のように背負って考え悩み努力していた事に感銘します。 本当の個人主義というのはこういう土台の上に育つのでしょう。彼らが今の日本を見たら何を思うのだろう。
日本はカッコ良かった!!!
1900年ごろの日本は、深い知性と崇高な志を持って 「世界」と対峙していこうと必死にがんばっていた…。 近代史に明るくない私でも、読んでて胸がどんどん熱くなった! 今の、アメリカという視点からしか世界を見れない日本とは 比べものにならないくらいカッコイイ日本があったんですね。
今を生きるに最良の書
近年では最も感銘を受けた本の一つ。読み物として優れている上、著者の歴史に対する俯瞰的視点が真の国際的視点を持つ上でヒントとなる。戦前の日本のリーダーの方が実は国際人として優れた感覚と何より必要な気概を持っていたのではないかと思う。日本人とは日本とは何か、そして自分はどう思考し行動すべきかを真剣に考える契機となった。
新潮社
脅威のアメリカ希望のアメリカ―この国とどう向きあうか (新世界事情) 国家の論理と企業の論理―時代認識と未来構想を求めて (中公新書) 脳力のレッスン―正気の時代のために 二十世紀から何を学ぶか〈上〉一九〇〇年への旅 欧州と出会った若き日本 (新潮選書) 二十世紀から何を学ぶか〈下〉一九〇〇年への旅アメリカの世紀、アジアの自尊 (新潮選書)
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